オリジナルテニスウェアショップ『ZONE』

2025/12/04 10:09

ZONEは“副業”で始まった。けれど、決して軽い気持ちではない。


すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、ZONEは医療メーカーと食品メーカーで働く2人が運営しています。
本業があるため、LINEの返信が早朝だったり夜遅かったりすることがあります。

それでも続けてこられたのは、
「テニスを通じて人が集まれる場所を作りたい!」
という想いがずっと消えなかったからです。

これはVol.1に書いた通り、私たち自身が“テニスを介して出会った”ことがすべての始まりでした。
それぞれ違う背景を持ちながら、テニスを通じて自然と集まり、いつしか仲間になっていった——
この体験が「ZONE」の由来である“ひとつの領域=みんなが集まる場所”という考えにつながっています。


利益は一度も“個人のため”に使っていない。


ZONEの活動から生まれた利益は、これまで一円も自分たちのために使ったことはありません。
(厳密には「娯楽のため」です。運営は少なからず自分たちの糧になっています。)
すべてを次の活動、次の製品づくり、次の未来につながる部分へ回してきました。

・新商品の開発
・お客様に楽しんでもらうイベント企画
・撮影、デザイン、イベント準備
・大会への協賛

こうした取り組みが続けられているのは、
ZONEを手に取ってくださったり、応援してくださる皆さまの存在”があるからです。

だからこそ、
「皆さまの関わりが、また別の形で皆さまに返っていく」
そんな循環をもっと大きくしていきたいと考えています。

▲ZONE初出店様子
Joint Sports様のお力を借り、当時ZONE初となるポップアップショップを展開いたしました。
ネットでは顔の見えない中、お客さんと直接会うことで今後の製品つくりに磨きがかかりました。


いつか、“みんなの居場所”をつくりたい。


ずっと心の中に描いてきたのは、テニスコートのある施設です。
ただコートがあるだけの場所ではなく、
誰が来ても自然に混ざれて、
練習してもいいし、話してもいいし、休みに来てもいい、
“帰ってこられる場所”のような存在にしたいと思っています。

そこには、いろんな人たちの姿があります。

「朝、ふらっと来て壁打ちをしていく人。
「親子でラケットを触りに来る人。」
「初めて会った人同士がラリーを始める光景。」
「ジュニアや学生が遠征で泊まり、栄養のある食事を摂っていく様子。」
「子どもがお兄さん・お姉さんに交じって挨拶を覚えていく姿。」
「年齢や職業を超え、自然と交じり合う時間。」

テニスは老若男女が同じ空間を共有できる生涯スポーツです。
だからこそ、テニスを中心に「人が交わり、関係が育つ場」をつくりたい。

本業である医療や食品の知識も活かしながら、
子どもたちのコミュニケーション育成や遠征選手のサポートなど、
テニスを軸にした“あたたかい循環”を広げていく場所にしたいと考えています。

▲事業開始当初に作成したビジョン
様々な方がかかわる施設をつくっていくのが夢です。
どこまでできるかはわかりませんが、着々と進んでいっています。

なぜそこまで思うのか。


理由はとてもシンプルで、
“テニスがあったから今の自分たちがいる”からです。

友達ができ、仲間が増え、気づけばZONEというブランドまで生まれました。
あの川沿いのコートで出会ったあの日が、すべての始まりです。

だからこそ、
「自分たちのもらったものを、今度は誰かに返したい」
その想いで活動を続けています。

▲川沿いのコートで出会った仲間たち
お互い様々なバックグラウンドを持つ仲間同士で集まったこの場所はZONEの原点です。


最後に。


まだブランドとしては小さく、できることも限られています。
けれど、その小さな積み重ねが、いつか大きな場所につながると信じています。

そしてその道のりを、
皆さまと一緒に歩んでいけることが、何よりの喜びです。

これからも、どうか温かく見守っていただけたら嬉しいです。
今後もZONEをよろしくお願いいたします。

▲CREW交流会の様子
日頃ブランド推進をしていただいているZONE CREWと交流会を実施しました。
2人のCREWに指揮をとってもらいとても楽しい会になりました。日頃の感謝を伝える場所は大事ですね。